北海道の自然現象のダイヤモンドダスト
あまり雪の降らない地域に住んでる方なら「一度は見てみたい」と思うかもしれません。
確かに、空気がキラキラとして、とっても綺麗です。
でも、もし、冬の北海道に旅行に来て「ダイヤモンドダスト現象を見たい」と思ってるなら、それなりに注意が必要ですよ!
ダイヤモンドダスト現象が起きる条件
ダイヤモンドダスト現象は、気温がマイナス20度以下になると見られます!!
早朝に見られることが多いです。
空気中の水分が凍ってキラキラと光って見える現象です。
こういう日は、空気も澄んでいるので、景色も綺麗に見えます。
でも、正直言って、楽しんで見ている余裕は無いと思いますよ(^^
マイナス20度以下になると・・・
例えば、瓶ビールをマイナス20度の日に外に置くと、ビールが凍って瓶が割れて破裂します!
缶ビールなら、当然ですが凍ります。
濡れたタオルを振り回すと、たちまち凍ってしまいます。
バナナを外に置いておくと、凍って固くなり釘が打てるようになります。
昔、CMでもやってましたよね~あれ、本当です(^^
川から、温泉のような湯気が出ます!これは、気温がマイナス20度に対し、川の温度が(凍ってなければ)20度以上の温度差があるために起きる現象です。
よく本州から来た人に「あれ?温泉出てるの?」と聞かれますが・・・間違っても飛び込まないでくださいね・・・せいぜい1度とか2度くらいですから(^^;
とにかく、マイナス20度の日に外を出歩いていると人間も凍ります!
露出している毛(髪の毛、鼻毛、眉毛)が真っ白になります。
これは、息が一瞬にして凍ってしまう現象です。
ダイヤモンドダスト現象を楽しむための準備
まず、ダウンなどの保温効果の高いコートやジャケットを着てください!
手袋、マフラー、帽子は必須です!とにかく、肌の露出を少なくしてください・・・
もしも、スキー場などに行く予定なら、カイロなどもあったほうが良いです。
肌が出ていると、「冷たい」とか「寒い」とかいうよりも「痛い」と感じるくらい冷えますから。
靴にも注意!
ダイヤモンドダスト現象が起きると言うことは、とても、気温が低くなるということですから、こういう日は路面もとても凍ります。
北海道では、ブラックアイスバーンという危険な路面になります。
滑りやすくなるので、靴底にも気をつけてくださいね。
本州で売ってる靴の底は、滑り止めがない場合があります。
靴底がツルツルの場合は、北海道の靴屋さんで貼るタイプのものでもいいので、滑り止めを買って貼ってください。
これで滑らないか?と聞かれれば「注意して歩いてください」としか言えません。
でも、貼るだけでも効果はあります。
絶対に無理はしない!
ダイヤモンドダスト現象は、確かに神秘的で、綺麗で、「一度は見てみたい」と憧れてる人も多いと思います。
でも、ダイヤモンドダスト現象が起きるときは、外温は冷凍庫よりも低くなってます。
絶対に無理はしないでください。
そんな環境の時に外に長時間居ると、凍傷とか、最悪の場合は凍傷になってしまう場合もあります。
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