旭川の昔ながらのおやつと言えば、だるまやのバナナ焼き。まさに絶品なB級グルメ!

グルメ情報

旭川の昔ながらのおやつと言えば、だるまやの「ばなな焼き」を思い浮かべる人も多いでしょう。
特に40代以上の年齢の人で知らない人はいないと思います。

外はパリパリで、中は甘くてコクのある白あん!
思い出しただけで食べたくなってきます~

旭川以外では知らない人の方が多いと思いますが、旭川では、たぶんいちばん有名なB級グルメだと思う(40代以上の)。

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だるまやのバナナ焼きってどんなの?

バナナ焼きって、タイとかで売ってるこんなの?って思った方・・・・居ます?

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違います・・・(^^
旭川の名物おやつ、だるまやの「バナナ焼き」は、こんなのです!

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「なーんだ!おやきじゃん~」って声が聞こえそうですが・・・
はい!おやきみたいなものです。
白あんが入った、パリパリのおやきなんですが、この、白あんの味が結構癖になるんですよ~

砂糖が違うんでしょうかね?甘みの中に、ちょっとしょっぱい味があって、そのバランスが最高!
私は子供の頃、あんこがあまり好きじゃなかったんですが、このバナナ焼きだけは食べることができたんです。
このバナナ焼きの中に入ってる白あんは、ちょっと違った・・・それだけはハッキリしてます。

時々、コンビニとかスーパーで「バナナ焼き(外側はそっくり)」が売ってるんですが、あれは偽物!
明らかに味が違います!誰でも気が付きます!ぶっちゃけ、美味しくない・・

そのくらい、だるまやのバナナ焼きの味は特殊で一度食べると癖になるんです。

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バナナ焼きの「だるまや」昔は旭川駅前にあるアサヒビルにあった

私がバス通の学生だったころ、バスの待ち時間があるとよくだるまやさんに行って食べてました。
当時は、旭川駅前にあるアサヒビルの地下にあったんです。

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いつも、大きなオジちゃんと、感じの良いオバチャンがいて、時々パートのオバチャンいたり・・
ある時は、オジちゃんにそっくりな若い男性が手伝っていたり・・・彼が今の店長なのでしょうね。

一人で食べに行った時は、ついオジちゃんがバナナ焼きを作ってる姿に見入ってしまってました。
その動きが、まさに職人!って感じでした。
「無駄のない動きってああいう動きを言うんだな~」と感心してみてました。

生地が焼けてきた時に入れる白あんの量
さっさと入れてるのに、ほぼ同じ量
そして、リズム感のあるような手際の良さ!

オジちゃんが1秒たりともボーッと立ってる姿を私は見たことが無かったです。
「オジちゃん、いつトイレに行くんだろう?ご飯はいつ食べるんだろう?」なんて心配したり。
(私が行く時間が決まっていただけのことなんでしょうけどね)

私は、だるまやさんに行くと、いつも、バナナ焼き2個とコーヒー牛乳を飲んでました。
帰るときに両親と弟の分と自分の分の4本を買って帰り、家に帰ってまた食べてました。

このバナナ焼きは、焼きたてで食べるのが最高!
頼んですぐに出てくる時もあれば、「ちょっとまってね」と言われる時があります。
もちろん、「ちょっとまってね」の時は、焼きたてが食べれるのでラッキー♪

あのパリパリで、熱い白あんをホクホクさせて食べるのが最高♪

平成19年に移転して今の場所に

そんな、旭川市民から愛された「だるまや」さんも、平成19年にアサヒビルが取り壊しが決まり心配した人も多かったでしょう。
私も、真っ先に「だるまやのバナナ焼きはもう食べれないの?」って思いましたが、新店舗が出来て安心しました(^^

だるまやさんのバナナ焼きは、今も変わらず愛される旭川のおやつです。

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あの時、いつもバナナ焼きを作っていた大きなオジちゃんは、平成21年に亡くなったそうです。
今は、あの時、オジちゃんと一緒にバナナ焼きを作っていた、オジちゃんそっくりな息子が頑張ってます。
そして、側には、あの時いつも一緒にいたオバチャンが、今も優しい笑顔で接客しているみたいです。

きっと、だるまやさんの家族は私の事など覚えていないでしょうけど、私は、新店舗のだるまやさんの前を通る度に、学生時代に入ったアサヒビルで、大きなオジちゃんがせっせとバナナ焼きを作ってる姿が目に浮かびます。

バナナ焼きの「だるまや」の場所

〒070-0032 北海道旭川市2条通13丁目

旭川駅方面から行くと、一方通行の為、「だるまや」の前は通ることが出来ません。
一本横の道から行って、横道から一方通行の道路に出る必要があります。

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